診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
14:30~18:00 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | 〇 | ─ |
(休診日:木曜・日曜・祝日)
入れ歯でうまく噛めない場合、その原因の多くは「噛み合わせの位置」が合っていないことだと言えます。最も噛みやすいのは「天然の歯があった頃の噛み合わせの位置」ですが、それを入れ歯で再現するには高度な技術が必要です。なぜなら、以下のような日常生活で起こり得るお口の動きを、正確に把握しなければならないからです。
入れ歯が合わないもう一つの原因には、入れ歯と歯ぐきとの間にすき間があることが挙げられます。そもそも入れ歯は、吸盤と同じ仕組みで歯ぐきに吸着します。しかしすき間があると吸盤が吸着しないのと同じように、入れ歯もすき間があると吸着できず、ガタついたり外れたりするのです。
つまり入れ歯を作る際に、入れ歯と歯ぐきの間にすき間ができないようにしなくてはなりません。そのためには、精密なお口の型どりが大切です。そこで当院では「天然の歯があった頃の噛み合わせの位置」を再現し、痛くない・よく噛める・外れない入れ歯を作れるよう、型どりの工程に工夫を凝らしております。
自費の入れ歯を製作する場合には、精密な型をとるために「個人トレー」と呼ばれる型どり用の道具を使用しています。トレーとは、型どり材を載せる枠のこと。そして個人トレーは、一人ひとりのお口に合わせてオーダーメイドで製作するトレーです。個人トレーを使って型どりをすると、既製品のトレーを使った場合と比較し、精密な型をとれます。私どもでは、このような工夫によって一層正確な型どりを可能にし、ぴったりとすき間のない入れ歯作りを心がけております。
精密な型どりや噛み合わせの分析をするには、どうしても手間や時間がかかります。それでもこういったことにこだわるのは、噛みやすさや外れにくさといった点で患者さまに喜んでいただきたいと考えているからです。
当院では、入れ歯治療において15年以上(※)の経験を持つ院長が、丁寧な噛み合わせの分析や精密な型どりを行います。そのため一人ひとりのお口にフィットした、見た目も自然な入れ歯をご提供することが可能です。
※2023年現在
保険診療の入れ歯は、「噛みやすさ」や「見た目」の観点において限界があります。なぜなら保険診療には国が定めた細かなルールがあり、使用できる素材や治療法に制限があるからです。一方、自費診療の入れ歯治療には保険診療のような制限は一切ないため、噛みやすさや見た目の自然さを追求した入れ歯治療が可能です。
例えば、保険の部分入れ歯には、残っている天然の歯に引っかけて入れ歯を維持するための金属の留め金が必ず付きます。この留め金は、お口を開けた時に外側から見えると、他人にすぐ入れ歯だと気づかれてしまいます。さらに作った当初はきれいな銀色であっても、使用するうち次第に黒ずんでいき、より目立ってしまうのが難点です。
その点、自費の入れ歯「ノンクラスプデンチャー」は、金属の留め金を使いません。自然な見た目になり、他人に入れ歯だと気づかれずにすみます。加えて、保険のプラスチックよりもやわらかい素材を使用しますので、噛みしめても痛みが出にくいのが特徴です。
ノンクラスプデンチャーのほかにも、硬い素材だけで作る保険の入れ歯と違い、歯肉に接する面にやわらかいシリコンのクッションを敷いた入れ歯の製作が可能です。保険の入れ歯は歯肉に触れる面に硬い素材が用いられており、擦れて痛みが出たり、お口の形にピッタリ合わずガタついたりするケースがよく見られます。その点、私どもで扱っている3Dデジタルプリント技術を活用した「リーバ」や「コンフォートデンチャー」は、歯肉に触れる面にやわらかいシリコンが使われています。そのため、痛みやガタつき、しっかり噛めないといったお悩みを大幅に改善可能です。
このように自費診療の入れ歯には、保険診療のような細かいルールがありません。ですから治療法も材料も、患者さまのご希望に合うものを選択いただけるのです。
当院では、3Dデジタルプリント技術を駆使した最新の総入れ歯「リーバ」を取り扱っております。これは、「痛い」「ガタつく」「力を入れてグッと噛めない」といったお悩みを抱えられている患者さまにおすすめの、歯ぐきに優しい入れ歯です。
リーバはご使用中の総入れ歯を元に、歯ぐきに当たる面へやわらかいクッション加工を施して製作します。クッションがあるため、入れ歯の硬いプラスチック部分が歯ぐきに直接触れなくなり、痛みが出にくくなるのが特徴です。また、歯ぐきとやわらかいクッションが一体化することで、入れ歯がズレたりガタついたりしにくくなります。さらに、噛む時にかかる力をクッションが吸収してくれるため、力を入れてグッと噛むことも可能です。
クッションを利用する点で、リーバはコンフォートデンチャーと似ています。しかし、コンフォートデンチャーは歯科技工士が手作業で製作するのに対し、リーバは専用のデジタルスキャナーを活用した3Dデジタルプリント技術によって製作します。そのためコンフォートデンチャーよりも製作に手間がかからず、治療費もコンフォートデンチャーの半額程度で済むのです。
リーバのクッションは、はがれにくいのがメリットです。そのため、「以前にやわらかい入れ歯を作ったけれど、はがれてしまった」と言われる方にもおすすめできます。
私どもであれば、最新技術を駆使した、歯ぐきに優しい最新の入れ歯のご提供が可能です。
従来のコンフォートデンチャーがフルオーダーメイドであるのに対し、リーバはセミオーダーメイドの総入れ歯です。またリーバは、現在総入れ歯を使われている方を対象とする治療法です。
製作にあたっては、まず今お使いの総入れ歯をお口の状態に合わせて調整。それを、最新のデジタルスキャナーを用いてスキャニングします。この3Dデータを元にして新しく製作した総入れ歯の内側に、シリコン素材のクッション加工を施すことで、痛みやガタつきを改善することが可能です。
従来のコンフォートデンチャーと違って最短2回のご来院で完成する点や、費用を抑えられる点は、大きなメリットだと言えるでしょう。「何度も通院するのは億劫…」と言われる方にもおすすめの入れ歯です。
※総入れ歯のみ対応
技術力と品質にこだわって、歯科技工所を厳選する。これは、「患者さまにより良い入れ歯をお届けしたい」という当院の思いの表れです。
そもそも、入れ歯や歯の詰め物・被せ物は、歯科技工所で歯科技工士と呼ばれる専門家が製作します。技工所にはそれぞれ得意分野があり、入れ歯が得意なところもあれば、詰め物・被せ物を得意とするところもあるのが事実です。
つまり入れ歯の質は、技工所の得意分野と技術力によって、大きく左右されると言えます。入れ歯を製作するなら、当然入れ歯が得意な技工所に依頼するのが良いのは言うまでもありません。
そこで私どもでは、入れ歯が得意で実績も豊富な技工所に製作を依頼し、患者さまにご満足いただける品質の入れ歯をお作りしております。提携する技工所は、素晴らしいテクニックを持つ技工士が在籍するところや、さまざまな種類の入れ歯を得意とし難しい設計にも幅広く対応できるところなど、いずれも技術力がある技工所ばかりです。
歯科技工士は、歯科医師と並ぶもう一人の「入れ歯の専門家」です。歯科技工士が自費の入れ歯製作にかける作業時間は150時間にも及びます。それに対し、保険の入れ歯は一般的に5時間程度。実に30倍もの時間をかけて、自費の入れ歯が作られているのです。「神は細部に宿る」の言葉通り、当院が提携する技工士は常に手間を惜しむことなく、こだわり抜いて完成度を高めています。
このように、私どもは確かな技術力を持つ技工所と提携することで、患者さまのお口に合った入れ歯作りを追求しております。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
午後 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | 〇 | ─ |
午前:9:00~13:00
午後:14:30~18:00
休診日:木曜・日曜・祝日